Project

大手鉄道会社による次世代都市開発プロジェクトにおいて、スマートシティ実現に向けたサービス提案と基幹都市OS導入検証を担当。日本国内外の標準やトレンド調査、ユーザー視点での課題抽出とサービス案検討、品質の高いドキュメント作成を通じ、街びらきに向けた事業創出の基礎構築を支援した。都市OSの実装検証において、高度な技術的知見を活かした提言を行った。

国内外の約400拠点を対象に、オンプレミスDCとクラウドを活用した次世代ITインフラのロードマップ策定を支援した。フラットなネットワーク構成によるセキュリティ脆弱性と災害時のクラウド接続断リスクを踏まえ、ポリシー制御による通信の局所化とWAN環境の再設計によるIT-BCP強化を計画策定した。また、施策や関連プロジェクトの優先順位を整理し、2030年度までの段階的なグランドデザイン、移行計画案も作成した。

金融業界大手企業において、最新AI技術の業務適用を推進する組織変革プロジェクト。行内の多様な部門に対し、プロトタイプAIエージェントを作成し、PoCおよび本番導入を繰り返すことで業務効率化・高度化を図り、AIキャリアアドバイザ、AI-OCRによる書類チェック、営業情報分析等、複数領域でAI利用を前提としたワークスタイルへの移行を支援した。また、AI技術習得や組織内へのAIサービス展開活動等、AI活用を中長期的な企業戦略に位置づけ、組織変革の推進も支援した。

2025年6月のサービスインを控え、プロジェクトマネジメント全体の強化が求められる中、設計・開発・テストの各フェーズにおける進捗および品質管理を徹底した。また、情報システム領域におけるインシデント管理、問題管理、変更要求管理を統合的に推進し、プロジェクトの円滑な遂行と納期遵守に貢献した。会議運営の最適化に加え、管理ツールを用いたチケット管理やバグ分析等、データを活用して進捗報告のアウトプットを高度化し、エンドクライアントから高い評価を得た。

国内大手製造業におけるERP統合プロジェクト。グローバル基幹システムへのロールイン計画にて、主にSR（Service Request）領域における検討・設計・導入推進、及びテストフェーズを管理した。海外主導体制の中、日本側オペレーションと海外チームとのコミュニケーション強化を図るだけでなく、複雑な基幹業務システムの統合環境下でプロジェクト管理・業務要件整理・進捗状況可視化を実現し、プロジェクト円滑化と導入成功に貢献した。

AIサービスの利活用を推進する企業に対し、明文化されていないAIガバナンス体制の整備・強化を支援した。具体的には、AIサービスごとのリスクアセスメントの実施、AI利活用状況を把握するログモニタリング体制の提案、さらにGRC（ガバナンス・リスク・コンプライアンス）導入可能性を企画・検討した。週次で整備状況および運用状況のモニタリング・報告を実施し、リスク管理や継続的改善の仕組み構築に寄与した。