株式会社Dirbato(本社:東京都港区、代表取締役社長:金山 泰英、以下「Dirbato」といいます。)は、AI・デジタル技術の現場実装と運用定着に特化した事業会社「株式会社Forwardforce」(本社:東京都港区、代表取締役社長:金山 泰英、以下「Forwardforce」といいます。)を、2026年4月に設立いたしましたので、お知らせいたします。
Forwardforceは、特定のベンダーやソリューションに依存しない立場から、顧客の現場に深く入り込み、生成AI導入における「課題探索 ― PoC ― 本番実装 ― 運用定着 - 自走化」までを一気通貫で伴走支援する、日本企業のための拡張型・伴走型Forward Deployed Engineer(FDE)集団として、日本企業のAI活用に貢献してまいります。
■設立の背景
近年、生成AIをはじめとする先端技術は急速に進化し、日本企業においてAI活用は経営課題の中心となっています。一方で、多くの企業が直面しているのは「導入したが現場で使われない」「PoCは成功したが、本番化・定着に至らない」というAI投資が成果に結びつかない構造的課題が顕在化しています。
この"ラストワンマイル"の断絶の原因は、技術力ではありません。現場業務への深い理解の不足、既存システムとの統合設計の欠如、導入後の運用定着を担う人材の不在——こうした構造的な課題が、テクノロジーと現場のあいだに深い溝をつくっています。従来型の支援においては、コンサルタントは「戦略・提案」、エンジニアは「実装」に特化する分業構造の中で、定着フェーズにおける支援の空白領域が生じやすく、結果として「導入したが機能しないAI」が量産される構造が生まれていました。またFDE(Forward Deployed Engineer)は、欧米において自社プロダクトを現場で使いこなせるよう支援するモデルとして発展してきました。しかし日本企業の現場では、「自分たちで課題を定義し、解くべき問いを立てる」段階そのものが大きなハードルとなっているケースが少なくなく、現場任せのFDEモデルだけでは、AI活用が業務インパクトに結びつかないことも多いのが実情です。
Forwardforceは、これらの溝を埋めるために生まれました。Dirbatoがコンサル業界最速の成長の中で培ってきたノウハウ・人材・実績を継承しつつ、ビジネス理解とエンジニアリングを融合させた専門家集団として、AIが「導入されたもの」ではなく「現場の当たり前」として根づくまで、顧客と共に走り抜きます。
■ 株式会社Forwardforceの事業概要
Forwardforceは、「テクノロジーが届かない現場を、世界からなくす」をミッションに掲げ、AIが「導入されたもの」ではなく「現場の当たり前」になる社会の実現を目指します。
(1) 現場から始める(Field First)
技術起点ではなく、現場起点。顧客の業務・制約・組織構造を深く理解することから着手し、現場の文脈に根ざした真の課題を構造化したうえで、解決策を設計します。
(2) 最適を選ぶ(Solution Neutral)
特定のベンダーやプロダクトに依存せず、中立な立場で顧客にとって最適な技術を選定・組み合わせ・実装します。私たちの忠誠心は、製品ではなく顧客の成果にあります。
(3) 最後までやり切る(Commit to Outcome)
「業務を深く理解する力」と「AIを実装し動かす力」の両輪を備えた Forward Deployed Engineer集団が、課題探索から運用定着までを単一チームで一気通貫担当。「考える人」と「作る人」を分けず、同じ目線で現場と共に走り続け、PoCや実装で終わらせず、現場で成果が生まれるまで離れません。
(4) 自走を残す(Build to Last)
ナレッジトランスファーと運用体制の構築を通じて、顧客組織自身がAIを活用・改善し続けられる状態を築きます。私たちがいなくなった後も成果が持続する仕組みを共に育てることを、最大の成果と位置づけています。
■ Forwardforceの強み
(1) Dirbatoから継承する生成AI実装ノウハウ・実績
親会社Dirbatoが生成AI黎明期より蓄積してきた、企画立案から運用・ガバナンス設計に至る包括的なコンサルティング実績、および自社開発の生成AIツール「NeuraBeat」の運用ノウハウ等を継承。実運用に裏打ちされた知見をもとに、顧客の現場で確実な成果を創出します。
(2) 業界横断的なケイパビリティと豊富な実績
Dirbatoグループが金融・通信・公共をはじめとする幅広い業界で蓄積した支援実績および専門人材を基盤に、業界・業務特性に応じた個別最適な解決策を提供します。
(3) AI関連企業との戦略的提携によるマルチソリューション体制
Forwardforceは、株式会社エクサウィザーズおよびその子会社Exa Frontier Edge株式会社、並びに株式会社ギブリーをはじめとする先進的なAI関連企業との協業体制を構築。自社開発のカスタムAIソリューション、国内外の有力AI企業・AIスタジオとのアライアンスを通じたアセット活用、お客様既存システムとの連携・拡張を柔軟に組み合わせ、顧客に最適なソリューションを提供する体制を確立しています。今後も様々な企業との協業を進め、クライアントファーストのマルチソリューションを提供します。(※エクサウィザーズ・Exa Frontier Edgeとの協業、およびギブリーとの協業については、別途プレスリリースにてお知らせしております。)
■ 今後の展望
Forwardforceは、Dirbatoグループの一員として、対応領域・パートナー企業との連携・専門人材の拡充を継続的に推進し、「テクノロジーが届かない現場を、世界からなくす」というミッションのもと、日本企業のAI活用における構造的課題の解決に取り組んでまいります。技術が現場で確かな成果を生み出す社会の実現に向け、ここから新たな一歩を踏み出します。